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「反訳スタイル」とその他の表記ルール
○○○本サイトの見出し項目一覧○○○
○反訳スタイル(逐語反訳、準標準反訳あるいは標準反訳)の基本について
○逐語反訳について
○<外来語表記の中黒について>
○整文(修文)について
○毛羽取りについて
○「言葉の欠落」について(特に疑問文の反訳)
○標準反訳
○反訳不能個所の表記について
○資料の活用について
○性別表記について
○句読点の活用について
○主語の明確化について
○発言者の聞き分け
○発言者聞き分けの必要なプロジェクトの情報共有について
○英数半角指定について
○外来語の表記について
○略語及び正式名称について
○数字表記について
○タイトル及び固有名詞の数字表記について
○かぎ括弧と読点について
○かぎ括弧の活用について
○発言外表記について
○項目番号のの表記について
○人名表記について
○電話録音の注意点について
○一人称・二人称の代替表記について
○「い抜き」言葉について

●反訳スタイル(逐語反訳、準標準反訳あるいは標準反訳)の基本
反訳スタイルには、
1.完全逐語反訳・・・無機能語を含めてすべての発言を反訳します。調査会社からの依頼に多くあります。
2.逐語反訳・・・「あの」、「その」など無機能語を削除して、一言一句をそのまま反訳します。
3.準標準反訳(逐語的標準反訳)・・・インタビュー、対談、会議、意見交換会など、言葉のニュアンスを残して、わかりやすい文章を作成します。
通訳物は、準標準反訳(逐語的標準反訳)で反訳します。
4.標準反訳・・・発言者の話し言葉を書き言葉に直して反訳します。
5.編集反訳・・・さらにコンパクトで読みやすい文章を作成し、お客様の指示により10%、30%、50%を削除します。
の五つの種類があります。

●逐語反訳
発言者の発言内容を、そのままほぼ「100%」反訳するスタイルです。
お客様は、「承り書」記載の「一言一句そのまま」の説明を選択しています。
通常、「無機能語」と呼ばれる、「えーと」、「あのー」、「こう」、「やっぱり」などを削除します。
□無機能語は、繰り返されることで読みにくくわかりづらい用例で、意味を持たない言い回しや表現を指しています。

逐語反訳においては、読みやすい反訳原稿を作成するために、「毛羽取り」をするだけではなく、読みやすい日本語文章を作成するために、積極的に最低限必要な整文(修文)に配慮して「言葉の欠落」や「繰り返されることで読みにくくわかりづらい言葉の崩れ」に対応します。特に助詞の活用に注力して反訳します。
例えば「私、行きます」ではなく「私が行きます」のほうが、読点を不要とすることで読みやすくなりますので、必要に応じて
逐語反訳でも必要最低限の整文(修文)を行います
「私、彼、言ったのに」ではなく、「私、彼に言ったのに」あるいは「私は、彼に言ったのに」と反訳します。
例えば「今」の副詞の使用も、「今、行きます」ではなく「今行きます」と動詞に直接掛かる場合には読点を打たずに読みやすく反訳します。この場合「私」など主語が入る場合には、「今、私が行きます」とします。


また、話者の発言を、
「・・・ですけれども。」
「・・・となってきまして。」
などで句点処理をする場合、必要があれば(適切と考えられれば)
「・・・です。」
「・・・となってきました。」
と反訳します。
□一つの読みやすい文章とするために、だらだら続く文章に句点を入れて(文章をいったん切って)読みやすくすることが、逐語反訳でも必要になります。
□逐語反訳では、「そのまま反訳」が基本で、機械的な処理は厳禁です。
・・・ですが。
・・・ですし。
・・・ですけれども。
などが適切な場合も多々あります。


明らかな言い回しの誤りは、必ず訂正します。特に、通訳物の場合には、日本語として普通使用されている表現にすべて整文・修文します。
□通訳物は、逐語反訳の依頼があっても、準標準反訳としてリライターに指示されます。
通訳は、日本語の文章構造で正しく話すことができない場合がありますので、臨機応変に常に「読者の視点」で反訳します。これは標準か逐語かなど反訳スタイル以前の「日本語の文章を表記する」ことです。
発言どおりに100%そのまま反訳するのは、「完全逐語反訳」に限定されます。

逐語反訳では、いわゆる「なんちゃって言葉」に配慮し、できるだけ「そのまま」反訳します。
業務マニュアルに記載されると、どうしても機械的な整文(修文)になります。
同じ用例(話し方)が多発して、読みづらくなり無機能化する場合に、整文(修文)をします。
30分に1回出てくるような発言は、「そのまま反訳」をします。
□方言を含めて、できるだけ忠実にそのままを反訳します。
□言葉の崩れは、できるだけ忠実にそのままを反訳しますが、必要な場合には、いわゆる「なんちゃって言葉」は整文(修文)します。
そのまま反訳が必要な場合には、整文(修文)をしません。
・・・話しちゃったので は ・・・話したので に。(機械的に処理しません。)
・・・話しちゃうと困る は そのまま反訳。
・・・行っちゃった。 は ・・・行った。 に。(機械的に処理しません。)

・・・言ったじゃん。 は そのまま反訳。
・・・やらなきゃ。 は そのまま反訳。
・・・わからんじゃろ。 は そのまま反訳。
・・・せにゃならんかった。 は そのまま反訳。
□講演などの言葉の崩れは、逐語反訳指定でもそのまま反訳すると読みにくいもの、その個所だけニュアンスが異なったものになって違和感を与える場合があるため整文(修文)をします。

以下、必要があれば助詞を補って整文(修文)した例示です。
□読点の多用を防ぎ、読みやすい文章を作成することが目的です。
□会議、講演会などの逐語反訳で助詞の活用は大切です。
□インタビューなどでも助詞を活用することで、読みやすい文章になります。

※「私のもの見ても」ではなく「私のものを見ても」
※「外出れば」ではなく「外に出れば」
※「僕気が付かなくて」ではなく「僕が(僕は)気が付かなくて」
※「うちの子ども見てても」ではなくうちの子どもを見てても」
※「これ成功させたいです」ではなく「これを成功させたいです」
※「実験やってる高校が」ではなく「実験をやってる高校が」
※「羽むしって飛ばす」ではなく「羽をむしって飛ばす」
※「ストローで腹膨らませて」ではなく「ストローで腹を膨らませて」

※「やってる」ではなく「やっている」
※「言ってる」ではなく「言っている」
※「なさってる」ではなく「なさっている」
※「来てます」ではなく「来ています」

<通訳物は常に準標準反訳です。>
特に、通訳物で外国語と日本語訳が並記される場合、読みやすくできると判断されれば、
「・・・バリュー、価値について・・・」
ではなく
「・・・バリュー(価値)について・・・」
と日本語訳を括弧に入れて表記します。

同様に、発言順序によっては「広告代理店(エージェント)」のように英語が括弧に入る場合もあります。

通訳物でない通常反訳においても、反訳スタイルに関係なく、例えば
「OPEC、石油輸出国機構が・・・」
「米国食品医薬品局、FDAでは・・・」
などと発言されている場合、
「OPEC(石油輸出国機構)が・・・」
「米国食品医薬品局(FDA)」では・・・」
のようにいずれかを括弧にいれてコンパクトにします。

同様に、反訳スタイルに関係なく、専門用語・業界用語においても、
「エマージングテクノロジー(新たに勃興してきている創薬技術)について・・・」
「アンメットニーズ(まだ満たされていないニーズ)がある・・・」
「現在のマーケットキャップ(株価に株式数を掛けたもの)は2兆円で・・・」
といった反訳にも応用します。

また、通訳物の場合、担当通訳者の固有な口癖、言い回しについては、必ずこれを適切な表現に訂正することが必要です。
必ず、「ですから・・・」などと同じ言葉から始めたり、「・・・ね」、「・・・ということです」と終わったり、発言者本人が言わない表現には特に注意します。
通訳物は、いつでもまず文章の構造を正してから、日本語表現を反訳する準標準反訳スタイルで反訳します。
男性が発言者である場合、女性通訳が女性言葉で話す特有の話し方は整文・修文します。

<外来語表記の中黒について>
外来語表記については、
(1)2語から成る複合語は原則として中黒を付けません
(2)中黒を付けない2語から成る同一複合語が、別の単語を加えて三つ以上の複合語になった場合でも、「2語を1語として表記」します。

★★★整文(修文)について★★★
文章の構造、もしくは文章の体裁という点から行われている整文(修文)の通則について説明します。この目的で行われている処理には次のようなものがあります。

(1)毛羽取り
    〜無機能語、しやべりぐせ言葉の除去
(2)切れ目なし文
    〜同じ接続詞の連用を避け、句読点を適当に施す
(3)倒置
    〜語、文節の並べ方の異常を直す
(4)言葉の欠落
    〜必要な言葉が省かれているのを補充する
(5)言いさし
    〜言いっ放しになっている場合、句読点などの記号を使って文脈の矛盾を解決する
(6)崩れ
    〜話し言葉の崩れたかたちを標準的なかたちにする
(7)繰り返し
    〜同じ言葉が頼出する場合、簡略にする
(8)重複
    〜同じ句や節が多用される場合、取り除く
(9)冗漫
    〜話し言葉特有のコプラ(繋辞)等を簡略にする

★言葉の崩れ
そうじゃないです。
覚えていないんです。
など話し言葉のニュアンスを残して反訳します。
持ってきちゃった・・・
などは「もってきた・・・」のように最低限の整文(修文)をします。
機械的な処理は厳禁です。

●毛羽取りについて
 本来の意味を失って文章を読みづらくし、内容の把握を妨げる言葉を「毛羽(けば)」と呼び、これらを構成する接続詞、副詞、 助詞、しやべりぐせ言葉等を取り除く作業を「毛羽取り」と言います。
 「もう」、「こう」、「やっぱり」、「やはり」、「で」、「えー」、「このー」、「そのー」、「うーん」、「あー」、「うー」など、「口癖」となっている無機能音・無意味音は、極力削除します。「えーと、なんだっけ」もなくてもいい場合は削除します。
あれですか、あれでしょう、あれですね、あれなんですね、何ですか、何でしょう、何というか、何といいましょうか、何かこう、どういうか、どういいましょうか、ええとですね
「語尾」の処理については、文中の「ですね」、「ね」などは削除しますが、文章の末尾の「ですね」、「ね」などは、文章表現そのものの訂正をしなければならない場合は残します。ただし、不用に多く繰り返されるものは削除します。倒置文章などで、本来語尾に来るべき「ですね」や「ね」が途中にある場合には、意味が通じなくなってしまうことが多く、そのまま残します。ただし、削除可能な場合には削除します。

<例文>
*ははあ、まあ、それはですね、私はですね、ないと思います。
<整文(修文)>
*それはないと私は思います。

 口語で頻度高く使用される以下のような「ちょっと」も積極的に削除して文章をシンプルにします。
*資料をちょっと見ていただきますが
*細かな計画というものがちょっとできるかどうかというのが
*ちょっと今日の説明を聞いていて
*この中でちょっと2点ほど分からない
*ちょっとここら辺で少し問題が残る
*これもちょっと不勉強で
*ちょっとそこら辺の表現が分からない
などの場合、「ちょっと」を削除します。

 「ちょっとの時間」のように「ちょっと」が意味を持って必要な場合もありますので注意してください。

[無機能化した癖言葉の例]
 一般的には以下のようなものが指摘されています。実際の整文(修文)においては、プルーフリライターの判断によって適切な処理が施されます。
何か、なんか、何といいますか、やっばり、やっぱ、やはり、あまり、あんまり、〜と。ですよ、〜はだな、だから、ちょっと、例えば、ところが、ところで、 それから、それで、すると、で、ただし、いろいろ、いろんな、なんかこう、ですな、実を言うと、実はですね、ま、つまり、まあ、あのう、みたい、そのお、本当に、ほんと、こう、もう、やあ、絶対に、全部、全く、全然、非常に、結局、とっても、とても、すごく、めちゃ、かえって、ずばり、どんぴしゃ、とにかく、ともかく、割と、割かし、割合、わけ、要するに、一応、一定、いわゆる、ははあ、逆に言えば、〜かもね、〜と思います.〜のようです。けど、けれども、けども、〜が、さあ、〜し、私は、すごい、すっごく、すると、そして、そりゃあ、たしか、何ていうか、はっきり言って、一つの〜、僕、もう
 若い人に多いと言われる「母音の引き伸ばし」も表記しません。

<例文>
*私もォー、今回はァー、お金がァー、なくてェー
<整文(修文)>
*私も、今回はお金がなくて
★★「言葉の欠落」について(特に疑問文の反訳)★★
逐語反訳においても、「言葉の欠落」について配慮します。
例えば、「食べます(尻上がりの抑揚)」は「食べますか。」あるいは「食べます?」の両方の表記がありますが、統一表記の点から反訳スタイルに関係なく(逐語反訳においても)基本的に「食べますか。」と表記します。

しかし、一部の対談などにおいては、「言葉の欠落」を含んだ双方の軽快な会話のやり取りそのものが「スタイル」として尊重されるべき場合もあります。
また、会話を引用する場合、
「どうして言ってくれなかったん?」と言われて・・・
「行ってきたの?」と聞くと・・・
と発言内容をそのまま生かすことが必要な場合もあります。
(発言内容を引用する場合には、標準反訳・編集反訳においても整文(修文)をしないでそのまま引用します。)

統一表記の観点から、「?」を使用するのではなく、文章によって読みやすく整文(修文)した反訳文章を作成しますが、一方で臨機応変な対応が求められるため、リライター、プルーフリライターによって「?」の活用に幅があり、対応が異なる場合があります。
多くの経験を積むことによって、より望ましい反訳を心掛けてください。

●標準反訳
反訳対象は、
(1)インタビュー、対談、意見交換のための会議,、パネルディスカッションなど、発言者の発言内容をほぼそのまま反訳する「準標準反訳(逐語的標準反訳)」(ただし、文章の構造、接続詞、「てにをは」、重複など必要な整文・修文を行います。)
(2)多くの聴衆を相手に行われる講演会のように、発言者の内容を「話し言葉」から「書き言葉」に書き換え、より簡潔で読みやすくわかりやすい講演録とするために必要に応じて5%程度を削除する「標準反訳」
に大きく分かれますが、シンポジウムのように上記の二つが常に混在(基調講演とパネルディスカッション)しているものもあります。

★最終的な反訳スタイルについては、お客様が記載する「承り書」ではなく、「受注書」を確認してください。
1.「逐語」は、完全逐語反訳、逐語反訳、準標準反訳のいずれかを指しています。
お客様が「標準反訳」を指示しているインタビュー、対談、会議、意見交換会などは、「準標準反訳」となります。
会議・意見交換会などには、参加者が10分、20分、30分などにわたって報告をするケースが多々ありますが、この場合には、反訳スタイルの指示が「準標準反訳」であっても、できるだけ標準反訳スタイルで反訳します。
「準標準反訳」は、お客様が「標準反訳」を希望しているが、標準反訳にすると発言内容の微妙なニュアンスが失われてしまうため、語尾や話し方そのものを記録に残す反訳スタイルです。報告・講演では、話し方ではなく、話す内容そのものが重要であり、余分な言い回しや余計な説明を省いて中身をわかりやすく伝えることに注力します。
2.「標準」は、標準反訳、編集反訳のいずれかを指しています。

「注意点その1」:講演会でもお客様が逐語反訳指定のものは逐語反訳で反訳しますので、「受注書」を確認してください。
「注意点その2」:方言は下記リンクから関連する地域の方言辞書を参照して標準語として表記してください。
「方言辞書」はこちらから。


★俗語
「俗語」については、「日本語俗語辞書」を参照してください。

講演会、シンポジウムの基調講演などにおいては、単に倒置を直すだけの校正ではなく、「わかりやすく簡潔な文章」にすることが求められます。
講演会の内容は、
※「分かりやすく読みやすい」文章にウエイトを置いて特に簡潔な反訳文章とする
※口語表現特有の無機能語、言い回しを削除してより簡潔な反訳文章とする
※尊敬語・謙譲語・丁寧語を加工してより簡潔な反訳文章とする
必要があります。
また、市販の書物を読むように校正反訳することが大切で、「その場」特有な、
※先ほどお話しした・・・
に代表される「現場表現」を削除・修文することが求められます。

インタビューと異なり、講演会の反訳では、下記のような発言者の「癖言葉」を削除して簡潔な表現とします。
<口語表現特有の無機能語・言い回し>
●あと
●ちょっと
●今
●いわゆる
●こう
●けれども
●結構
●それから
●やっぱり

実際の逐語反訳原稿を基にして、標準反訳に訂正した原稿はこちらです。

★「標準反訳」サンプル(その1)
サンプル(その1、PDFファイル)はこちらから
〜音声ファイルはこちらから

★「標準反訳」サンプル(その2)
サンプル(その2、PDFファイル)はこちらから
〜音声ファイルはこちらから

●反訳不能個所の表記
アスタリスク四つ「****」で表記されてきた反訳不能個所について、大きく分けると、
1.単語など一部について、リライターが聞き取れない(自分には聞き取れない)反訳不能
2.文章、段落など全体について、明らかに騒音の中で録音したり、質問者がマイクで話していないなど(お客様に明らかな責任がある)反訳不能
があります。

「1」の場合、
従来どおり、「****」アスタリスク四つで表記します。
「だれが聞いても聞き取れない」と思われる場合もあります。

「2」の場合、
発言者がマイクに話していないなどの状況では、恐らく発言全体が聞き取れないと思いますので、「****(録音不良)。」と表記します。
質疑応答で質問者の発言がすべて聞き取れない場合には、上記表記が繰り返されることになります。

発言内容が飛び飛びで部分的に聞き取れる状況では、当該発言者の発言が終了したところで、
「****(録音不良)。」
あるいは
「****のように思います(録音不良)。」
と表記します。

しばらく聞こえないで、突然音声が入ってくることがあります。
この場合には、
「****(録音不良)ということを言われて、それから・・・」のように個別対応をしてください。

録音のすべて、あるいは大半が録音不良で、「聞き取れる個所だけを反訳する」こともあります。
この場合には、「(録音不良)」の表記は不要です。
ある特定の発言者について、プロジェクト全体で録音不良の場合も、同様に不要です。

録音不良について上記分類では区別できない、あるいはわからない場合は、従来どおりに「****」だけを表記します。
プルーフリライターは、聞き取れて表記できた場合は当然のこと、「(録音不良)」の表記が不適切と判断した場合には、当該表記を削除してください。必要な場合には加筆します。

●資料の活用
「承り書」記載のタイトル及びお客様指定によるファイル名などからのタイトルは、指示どおりにタイトル表記をし、文中の中では括弧書きにて表記します。

これ以外の資料は、
固有名詞
業界用語や専門用語などの特殊な用字・用例
を除いて、各自が選択した「朝日新聞の用語の手引」あるいは「記者ハンドブック」の表記ルールに準拠します。
資料表記をそのまま引用する場合には、初回登場時に黄色の蛍光ペン表記をするとともに、必要があればその都度、括弧書きが必要です。

タイトルに「町づくり」などある場合、本文表記を統一して「町づくり」としても構いません。

基本的に、資料であっても本文中の通常表記は「朝日新聞の用語の手引」あるいは「記者ハンドブック」の表記ルールに準拠します。
ただし、法律・条例等、文学作品・歴史史料その他、「JRGA標準」を適用しないほうが適切と判断される場合には、資料本文引用にて括弧書きにて蛍光ペン表記をします。

●性別表記
マスコミ報道でも、犯人に対して「男性・女性」は使用されません。
「JRGA標準」においても、一般的表記として「男性・女性」を表記しますが、犯人、容疑者、悪いことをしたとされる場合には、「男・女」と表記します。
一人の人について話しているのに、男性・女性、男・女がともに使用されたり、「人」と呼ばれたりすることがありますが、反訳スタイルに関係なく、常に統一表記をして人物を確定し読みやすくしてください。

また、標準反訳、準標準反訳においては、一般的に「人」のことを「方」と尊敬して言う場合、「人」に直して反訳します。
天皇家など、本当に貴人を指している場合など、「方」とします。
「方々」は「人たち」に、「2人の先生方」は、「2人の先生」のように「方」を削除します。

●句読点の活用
わかりやすく読みやすい原稿を作成するために読点を上手に活用します。
1行(35文字)に一つも読点がない文章は、基本的に読みにくくなります。
読点は、
※主語の明確化
※句・節の明確化
※接続詞の明確化
などのために活用します。
また、発言内容を引用する括弧の前など、基本的に読点が必要です。
(例示)振り返ると、「早くこちらに来てください」と言われて・・・

特に、長文の場合には、読点を活用することで、わかりやすく読みやすい文章を作成します。
今、今は
昔、昔は
特に、
実は、実のところ、実際に(は)、実際問題
逆に、
でも、しかし、ところが、だって、それに対し(て)
あと、それから、その後、そのあと(に)
なお
もちろん
じゃ、じゃあ
ただ
例えば
だから、つまり
普通(は)
大体
第一に
最初、最初に、最初は
もし、仮に
ぜひ、確か、確かに
本来
よく考えたら
そういうことがあって

<「今」と読点>
今おっしゃたように・・・(読点不要)
今行きます・・・(読点不要)
今、あなたが話したことについて・・・(読点必要)
今、私が言いたいことは・・・(読点必要)

不要な場合には、準標準反訳・標準反訳では削除します。
また、文頭に出すなど、文章構造(言葉の並び)を変えて、わかりやすく読みやすくします。

<「例えば」と読点>
例えば東京の有名なお店は・・・(読点不要)
例えば私の場合は・・・(読点不要)
これらの「例えば」は、それぞれ「東京」あるいは「私」を修飾します。

例えば、東京で有名な店を探す場合と沖縄で有名なお店を探す場合では・・・(読点必要)
例えば、私がこれまでに調べた調査結果から得られることは・・・(読点必要)
これらの「例えば」は、それぞれ以下の節や文章全体を修飾します。

●主語の明確化
主語を明確化するために、読点を打ちます。
昨日、私は、東京に行きました。
もういつのことだかよく覚えていないけれども、私は、無理をして新幹線で東京に行きました。

そして、私は、走った。
そして、私は走った。
文章が短いと、読点を打たない文章のほうが、見た目もわかりやすく読みやすい文章になります。

(A)結果として、彼が東京に行き、私が大阪に行きました。
各節で主語が異なる場合には、読点を打たないほうが、かえってわかりやすく読みやすくなることがあります。しかし、この構造文でも、文章が長くなると、読点を活用してわかりやすく読みやすくしたほうがよいものもあります。

(B)結果として、私は、まず東京見物をしてから、彼を訪ねて大阪に行きました。
主語は「私」です。このような文章構成は多用されていますが、主語を明確化して、わかりやすく読みやすい文章にします。
主語が、「これ」あるいは「そのこと」の場合も、基本的な考え方は同じです。

(C)結局どうしたかというと、もし、あの忙しいときに、彼があのまま飛行機で東京に行ってしまったらどうなっていたかというのを、(私が)大阪の友人に依頼して調べてみたことがあるのですよ。
主語の「私」が話されないかたちの文章も非常に多くあります。

●発言者の聞き分け
発言者の「聞き分け」処理が必要な場合には、発言者氏名を入力します。
通常発言者氏名は「苗字」のみでよしとし、
広川
広川(妻)
のように入力します。
「妻」の名前がわかる場合には、
広川一郎
広川美智子
のように姓名(苗字と名前)を入力します。

詳細な発言者リストが提示されている場合には、苗字と名前の両方を入力します。
家族の場合には、姓名が不明の場合、
吉川真理子
吉川(母)
吉川(父)
吉川(姉)
吉川(兄)
のように入力します。
ケースによっては、姓名が不明の場合に
中川(社長)
中川(部長)
のように役職名で聞き分け表記することもあります。

家族以外では、
中川健
中川太
のように「名前の最初の1文字」を入力します。
「中川(健)」のように名前を括弧に入れません。
1文字目が同じ場合には2文字目までを入力してください。
完全な同姓同名の場合には、
中川A
中川B
とします。

氏名が分からない場合には、



のようにアルファベット入力します。
英数半角指示の場合でも、必ず全角で入力します。

発言者がA、B、Cの3人で、聞き分けができない場合には、

−−

のように聞き分けできない発言者は「マイナス記号」を入力してください。

特別の指示がない限り、「司会」「事務局」「聞き手」「通訳」などは入力しません。
アルファベットによる発言者処理をしてください。

通訳の発言者処理については、「通訳」ではなく「本人」の名前で発言者処理をします。
ただし、通訳が本人の代弁ではなく発言する場合がありますので、この場合には、
通訳
として発言者処理をします。
本人の通訳をしている場合でも、「・・・と言っています」のような訳され方をする場合には、逐語反訳の場合でも整文・修文して適切な日本語とします。

なお、インタビューの場合には、
(1)回答者は、A、B、C・・・
(2)質問者は、Q、R、S・・・
のように発言者処理をします。


●発言者聞き分けの必要なプロジェクトの情報共有
発言者の聞き分けは、仕事の基本です。
お客様から「聞き分け」指示の有無に関係なく、全体の発言者処理を統一表記するために、冒頭部分の担当者が「発言者特性メモ」を作成してメーリングリストに告知します。
「承り書」で発言者処理が「1.標準処理」指定になっている場合、「2.同封資料より名字を入力」指定になっている場合、すべて発言者聞き分けによる統一表記が必要になります。「標準処理」指定で名字が判明した場合には、メーリングリストに氏名を併記してください。

<発言者特性メモ>(例示)
Q・・・メインの質問者。男性。めりはりのあるはっきりとした話し方。関西弁。
R・・・若い男性か。早口で少し高めの声。
S・・・女性。
A・・・メインの回答者。男性。高齢者か。弱々しいのですぐわかります。
B・・・回答者。男性。中年か。普通の話し方。標準語です。

特急プロジェクトなどで一つのファイルを複数のリライターが担当した場合、時間的な制約から発言者処理で十分な情報共有ができない可能性もあります。
その場合は、それぞれの担当部分で、発言者の聞き分け処理を行ってください。
「−−」処理をすると、あとから発言者処理の変換処理ができませんので、必ず記号を入力してください。

●英数半角指定について
すべてのフォントはMS明朝体に統一して入力します。
一部、お客様指定にて、英数半角文字を「Century」フォントとする場合があります。

1桁の場合を含め、すべての数字を半角とします。
(1)・・・のように数字を括弧に入れる場合、括弧も半角で入力します。
(ビデオ)・・・など、通常は半角指定でも記号・括弧類は全角入力をします。

このほか、数字と組み合わせになる記号類は全角入力をします。
500〜600人・・・などは、マイナス記号ではなく「〜」を使用します。

<英語長文の引用>
半角指定の有無にかかわらず、英語の長文引用は、片仮名ではなくアルファベット半角入力をします(全角の場合でも半角)。

●外来語の表記
「コーポレートガバナンス」のように英単語2語から成るものは中黒を打ちません。
また、同一ファイルにおいて
「コープレートガバナンス・マネジメント」
「コーポレートガバナンス・ポリシー」
「パーフェクト・コーポレートガバナンス」
のようにほかの英単語との組み合わせの場合でも1語として反訳します。

同一ファイルに、例えば「パッケージデザイン」など「統一例外辞書」、「朝日新聞の用語の手引」、「記者ハンドブック」に記載がないものが「英単語3語としてのみ登場する」場合には、外来語基本ルールにより、
「パッケージ・デザイン・コンペティション」
のように中黒は二つ必要になります。ご注意ください。
上記「コーポレートガバナンス」は、「統一例外辞書」外来語シートに記載があるため、常に1語となります。

「ドア・ツー・ドア」や「ステップ・バイ・ステップ」などは短い単語でもそれぞれ中黒が必要になります。

固有名詞や専門用語、業界用語などの場合は、できるだけアルファベット併記をします。全角指示の場合は、アルファベットも全角です。
リシカ(silica)
リソグラフィー(lithography)
メソポーラス(mesoporous)
ロハス(LOHAS)

また、英語の文章は、上記とは別ルールですべての単語を中黒で区切ります。
I am in charge of the corporate gavernance of the company.
「アイ・アム・イン・チャージ・オブ・ザ・コーポレート・ガバナンス・オブ・ザ・カンパニー。」

ただし、英文が数行に及ぶ場合など、あるいは資料に記載されている大量の英文を引用するなどの場合には、全角指定でも半角のアルファベット表記をします。

●略語及び正式名称
「朝日新聞の用語の手引」及び「記者ハンドブック」記載の和文及び欧文略語は、初回登場時に括弧書きで正式名称を併記します。
ただし、日常的に使用頻度の高い「生協」、「原発」、「日赤」などは括弧は不要とします。
記載のない略語で、正式名称を調査して判明した場合には、同様の表記をします。
「株式会社」、「財団法人」など法人の種類は記載しません。(固有名詞の表記も、「花王(花王株式会社)」のような表記はせず、「花王」とします。)
B面登場時についても同様の扱いですが、A面に既に記載がある場合には、プルーフリライターが正式名称を削除します。
「特養ホーム(特別養護老人ホーム)」
日赤(日本赤十字)
「ASEAN(東南アジア諸国連合)」
「IOC(国際オリンピック委員会)」
JT(日本たばこ産業)
JR東日本(東日本旅客鉄道)

なお、「JTB(ジェイティービー)」、総称して呼ぶ場合の「JR(ジェイアール)」のように、読み方併記だけになる場合には、それぞれアルファベットの略称表記のみを記載します。
ホームページから調査した欧文略語の日本語名が不明なものは、正式名称をアルファベットで併記します。

なお、例外表記については、「JRGA辞書」あるは統一例外辞書に盛り込まれます。

●数字表記
間、間隔を示す「−」(マイナス記号)は使用せず、「〜」を表記します。
「9時〜5時」(くじごじ)
「150〜160」(ひゃくごろくじゅう)
「200〜300個」(にさんびゃっこ)
「1995〜1996年」(せんきゅうひゃくきゅうじゅうごろくねん)

関連して、タイトルに使用される「−」は「〜」を入力します。

「−」マイナス記号が使用されるのは、
@発言者処理で発言者が不明の場合など特別の指定によるもの
A計算式の引き算
となります。
●タイトル及び固有名詞の数字表記(2008年6月)
タイトルに使用される「第一回経営者懇談会」などは、統一して漢数字表記をします。
同一ファイル内で表記される同類の表記との統合を図ることが狙いです。

同様に、タイトル以外でも、ホームページ調査などで固有名詞と確認される会合、式典、行事などの開催については、漢数字統一表記となります。

ほかに、下記等の表記はすべて漢数字表記となります。
一軍、二軍
一次試験、二次試験
第一種郵便物
第一管区海上保安本部
第一子
第一書記、第一補佐官
野党第一党、野党第二党
第一秘書
第二次世界大戦
二進法
日系二世、日系三世
在日二世、二世議員
二代目社長、三代目会長
二等分、三等分
三大テノール、四大見本市
第二次産業、第三次産業
三強、四強
三大文明、四大文明
五十音、五十音順

※法律条文については、原文は漢数字ですが、横書き標準書式指定では洋数字で表記します。

●かぎ括弧と読点
かぎ括弧の前では、読点を打ちます。
○私は、「これをください」と言いました。
○でも、「その経験が随分役立ちました」と、彼から聞きました。

かぎ括弧が列挙される場合、読点を打ちます。
○彼は、そのときに、「こういう辞書があった」、「ここの分野では、こういうキーワードを先に調べたほうがいい」、「図書館で条約集を見つけた」などと言っていました。

例外として、継続する会話のやり取りの場合は、読点を打ちません。
○私と彼の間で、「1週間抜けてもしょうがない」「1週間抜けたら間に合わないよ」「だって、ほかに方法がないから」といったやり取りはありました。

<注意>
会話文章ではなく、用語・用例、固有名詞やタイトルなどかぎ括弧に入れる場合は、読点を打ちません
○だれも見たことがない「幻の映画」と言われています。
○私たちは、その「朝日新聞の用語の手引」について意見交換しました。
○今、団塊世代の「海外移住計画にまつわるトラブル」が続出しています。
○ここで言っている「重要な欠陥」というのは、具体的には何のことですか。

●かぎ括弧の活用
かぎ括弧の使用は、
@固有名詞、専門用語など
Aタイトル、資料引用など
B会話発言など
C力説など
Dその他
となります。

@固有名詞、専門用語など
特に必要と思われる固有名詞、専門用語の初回登場時にかぎ括弧を活用します。

★新聞名は、主要全国紙は常にかぎ括弧は不要、その他は初回登場時のみかぎ括弧書きです。
★古典名・文学作品名など書籍名・雑誌名・番組名などは、常にかぎ括弧書きです。
★インターネットの英文サイト名などの場合、例えば、初回は「Postfile.jp(ポストファイル・ジャパン)」と表記し、以後は「Postfile.jp」とカギ括弧書きとなります。アルファベット名の場合は、こうした表記が基本になります。
日本語インターネットサイトなどで周知されている、
「ヤフー(yahoo)」
「グーグル(google)」
「アマゾン(amazon)」
などの外国語名称は、最初片仮名・アルファベット表記とし、2回目以降は片仮名表記をします。
周知されていない固有名詞は、
「ApeosPort(アペオスポート)」
「DocuWorks(ドキュワークス)」
「beat(ビート)」
のように表記し、2回目以降はアルファベット表記をします。
周知されているかどうかわからない場合は、アルファベット表記になります。
★平仮名が含まれる固有名詞の場合、見にくいために常時カギ括弧書きとする場合があります。

Aタイトル、資料引用など
本文にタイトルを引用したり、資料内容を引用する場合にかぎ括弧を活用します。
資料引用は、基本的に「JRGA標準」を優先して表記します。
また、項目番号の引用にも必ずかぎ括弧を活用します。

B会話発言など
彼は、「そんなことは知らなかった」とはっきり言いました・・・など、「言った」内容、「聞いた」内容をかぎ括弧で明示します。会話発言内容は、逐語反訳スタイルで反訳し、必要な整文(修文)を行います。

C力説など
読みやすくわかりやすい文章とするために、特に必要な用語、表現をかぎ括弧で表記することがあります。
具体的な発言内容ではなく、自分の考え・意見の内容をかぎ括弧で示すことがありますが、これは必要な場合に限るものとし、できるだけかぎ括弧を使用しません。

あのときには、「自分の意見としては、必ずこれを早期に実現することが最優先課題である」と思っていた・・・などの場合は、かぎ括弧を使用しません。
「言う」ときはかぎ括弧、「思う」ときはかぎ括弧なし・・・が基本です。

Dその他
「言った・言わない」の議論になるから・・・など「JRGA辞書」記載用語でかぎ括弧が活用されます。

●発言外表記
話者が発言していないもので表記が必要となるものは、
@指示されたタイトルを明記する(「タイトルなし」の場合は、
A「反訳終了」を知らせる
B「録音不良」を知らせる
C「ビデオ上映」などを知らせる
Dその他、「拍手」などを知らせる
となります。

@指示されたタイトルを明記する
「タイトルなし」の場合は、プルーフリライター向けに適切なタイトルを付けてください。
お客様納品ファイルでは削除されます。

A「反訳終了」を知らせる。
音声ファイルの場合、通常は、最後の行、左詰めにて(終了)と入力します。
テープの場合、(A面終了)あるいは(B面終了)と入力しますが、本数が2本以上の場合には、
(テープ1/3A面終了)
(テープ7/3B面終了)
のように入力します。
なお、半角指定の場合には、「1/3」の「/」も半角です(注意:括弧は全角です)。

B「録音不良」を知らせる
「反訳不能」に関する記述を参照してください。

C「ビデオ上映」などを知らせる
(DVD開始)
(DVD終了)
のように必ずセットで表記します。
ほかに、(VTR開始)、(VTR終了)、(TR開始)、(TR終了)、(音楽開始)、(音楽終了)などとします。
「TR」は「テープレコーダー」です。
メディアの種類がわからない場合には、(映像開始)(映像終了)などと入力します。
ライブの場合には、(寸劇開始)、(寸劇終了)、(デモ開始)、(デモ終了)などその都度適切な表記をします。

指示がない場合には、日本語部分は反訳します。
反訳しない時間は、実時間から差し引いてプルーフリライターに申告あるいは所定の「受注書」に記載します。

Dその他、「拍手」などを知らせる
通常は、(拍手)は入力しませんが、司会者の「賛成の方は拍手をお願いします」に対して「拍手」がある場合には、発言内容とみなして、
(拍手)
を入力します。
同様の状況があれば、その都度適切な表記をします。

●項目番号の表記
資料の項目番号については、下記のように統一表記をします。
参照目次をご覧ください。

基本的な章立て、項目立ては、参照目次のようなものとなります。
第1章、第2章・・・
第1節、第2節・・・
1、2、3・・・
(1)、(2)、(3)・・・
@、A、B・・・
ア、イ、ウ・・・
A、B、C・・・

「第1章」、「第1節」に代わって、「T」、「U」、「V」・・・が使用されることがあります。
1、2、3・・・より上位の項目として、同じように「1、2、3・・・」が使用される場合がありますが、「T、U、V・・・」と読み替えてください。
小項目では、「@、A、B・・・」が使用されることもあります。
アルファベットは小文字も使用されます。
片方だけの括弧も使用されます。

「第1章の地球温暖化・・・」と発言した場合でも、「第1章 地球温暖化・・・」と反訳します。
「1の温室効果ガス・・・」と発言した場合でも、「1.温室効果ガス・・・」と反訳します。
「アの低炭素型・・・」と発言した場合でも、「ア.低炭素型・・・」と反訳します。
日本語項目の場合、「ア、」のように読点が使用されることがありますが、「.」(ピリオド)の統一表記となります。
「(1)」や「@」は、スペースが入りません。
レジュメ、資料からの引用はすべて括弧表記となります。

項目だけの表記も、必ず括弧に入れて表記します。
@のアを見ると・・・ではなく、「@〜ア」を見ると・・・と反訳します。
1の(2)で・・・ではなく、「1〜(2)」で・・・と反訳します。
部門別では特にBとEにおいて・・・ではなく、部門別では特に「B」と「E」において・・・と反訳します。
お客様からの資料提出がない場合でも、明らかに資料やメモについて引用している場合には、同様の括弧表記をします。

「資料1の2を見ると・・・」は、「資料1〜2」を見ると・・・となります。
「資料1から資料2で・・・」は、「資料1」から「資料2」で・・・となります。
「資料1の1、資料1の2で・・・」は、「資料1〜1」、「資料1〜2」で・・・となります。

同じレベルの項目について、「1から3・・・」のような場合には、「1」から「3」・・・と表記します。

<注意!!>
「資料1の1」を、「資料の1の1」・・・のように発言する場合があります。この場合、「資料1の1」と表記します。
(2)のことを「括弧2番」などと呼ぶ場合があります。この場合、「(2)」と表記します。
第一に、2番目、3番目・・・
一つ目、2番目、三つ目・・・
第一に、第二に、3番目に・・・
など読み方がばらばらの場合には、調整・統合して表記します。

「図表1」、「資料2」、「注3」、「グラフ4」、「テーブル5」など、すべて括弧書きとなります。
さらに法律などの条文についても、「250条」など括弧書きです。

その他、表記に困るものが出た場合には、臨機応変に対応してください。
「−」記号は縦書き変換ができませんので、よろしくお願いいたします。
ちなみに、電話番号は記号を入れずに、「0354531050」のように連番入力します。

「〜」を表記することが望ましくない場合、最終的にはプルーフリライターの判断として、「ー」(長音記号)を表記しても構いません。
なお、その場合には、情報共有化のために使用例を、メーリングリストに掲載してください。


<縦書きの場合>
(1)、1)などの括弧付き数字の場合は、@を入力します。
@が使用されている場合には、「1〜1」、「1〜2」のように上位項目とのセットで表記します。
上位項目がわからない場合には、上位項目とは違うことを明示するために、「1番」、「2番」・・・と表記します。
この場合、上位項目である「1」のことを「1番」と表記されることがあれば、「1項」、「2項」・・・と表記します。

その他、表記に困るものが出た場合には、臨機応変に対応してください。
「−」記号は縦書き変換ができませんので、よろしくお願いいたします。

<例外:ファイル名をタイトルにする場合>
音声ファイル名をタイトルにする場合は、「−」や「_」はそのまま入力します。
全角・半角の指示のみ適用されます。

★人名表記
人名は重要な固有名詞となります。
人名は、同一ファイルにて初回登場した際にフルネームで表記します。
2回目以降登場時は、発言者どおりに表記します。
「初代の徳川将軍が・・・」ではなく、「初代の徳川(家康)将軍が・・・」と表記します。
「リンカーンが大統領だった時代に・・・」ではなく「(アブラハム・)リンカーンが大統領だった時代に・・・」と表記します。
初回登場時に発言者がフルネームで話した場合には、括弧は不要です。
外国人名は、括弧の中に中黒が必要です。
フルネーム表記がない場合には、誤表記となります。
調査した固有名詞はグリーンの蛍光ペン表記をします。

ファイル分割発注により、第2ファイル以後の担当者も同様の表記をします。
プルーフリライター(校正者)は、第1ファイルで既に登場した固有名詞の場合には、括弧内を削除します。
第2ファイル以後の初回登場時にフルネーム表記(グリーン蛍光ペン表記)がない場合には、誤表記となります。

調査確定できた人名でもフルネーム表記ができない場合があります。
この場合は、グリーン蛍光ペン表記をして「調査確定済み」であることを明示してください。
プルーフリライターがフルネーム確定した場合には、この場合でも当然誤表記となります。

★電話録音の注意点
法律事務所を中心に電話録音の反訳依頼が多くあります。
1.一般的に、電話の呼び出し音や保留音は反訳しません。
2.留守番電話メッセージは反訳します。

ただし、必要に応じて適切な対応が求められることもあります。
(1)電話の会話ではなく、電話以外の会話の反訳が必要と思われる場合には、電話以外の会話の反訳箇所の前後それぞれ「1行空け」をします。
(2)複数の電話の会話が一つの音源に継続して録音されている場合には、それぞれ「1行空け」をして、次の電話録音を反訳します。
(3)同じ電話録音で、途中から別の回線に接続した会話が始まる場合も、同様に「1行空け」をして反訳します。

★一人称・二人称の代替表記
標準反訳及び準標準反訳では、
○俺→私
○僕→私
○われわれ→私たち、私ども
○うちの会社→弊社(対外的に)、当社(対内的に)、当行など
○わが社→弊社(対外的に)、当社(対内的に)、当行など
など代替表記をします。
機械的な処理をせず、適切な表記を心掛けてください。

同一ファイル内で自分のことを「私」と言ったり、「僕」と言ったりする場合は、「私」で統一表記をします。

★「い抜き」言葉
適切な日本語表記としては、
○やってる・・・ではなく「やっている」
○やってます・・・ではなく「やっています」
○話してる・・・ではなく「話している」
○話してます・・・ではなく「話しています」
○思ってます・・・ではなく「思っています」
○思ってたんです・・・ではなく「思っていたんです」あるいは「思っていたのです」
○私が参加してる活動・・・ではなく「私が参加をしている活動」
○目的が変わってきてる・・・ではなく「目的が変わってきている」
○強調されてた・・・ではなく「強調されていた」
○住んでる人・・・ではなく「住んでいる人」
○そこに出てきてる・・・ではなく「そこに出てきている」
です。
逐語・標準など反訳スタイルに関係なく、適切な日本語表記を心掛けてください。
中には、「い抜き」表現のほうが適切なプロジェクトもあり、臨機応変に表記します。

●納品先1通の納品メールを異なるEメールアドレス3カ所に同時に送信してください。
納品ファイルは、PGP「公開鍵」を掛けて、納品指定日の納期正午まで下記三つのEメールアドレスに添付・送信します。
公開鍵は、こちらからコピーして鍵ボックスにインポート(保存)してください。
また、メンバーサイトの「公開鍵キャビネット」にもアップロードされています。
※カスタマーセンター=customer@tapeokoshi.com
※納品センター=nouhin@tapeokoshi.com
※受注センター=center@tapeokoshi.com
通信トラブルの場合でもこれを回避できるように、異なるビルの専用コンピューターにて別々に受信される仕組みとなっていますので、必ず3カ所に反訳ファイルを添付・送信してください。
納品ファイルに対しての「受信した旨をお知らせする返信」はいたしませんので、着信確認が必要な場合には各自「開封確認メッセージ」設定をしてください。
なお、赤入れ校正原稿が後日返信されますので、誤表記となっている箇所を確認して、次回は正しい表記をお願いします。
「品質責任コスト」(赤入れ校正原稿では「★」印にて入力、固有名詞の誤表記に対しては1件につき2個の誤表記となります)の個数については、校正原稿を戻す際にEメールにてお知らせいたします。

PGPソフト及び「公開鍵」については、「PGPガイド」をお読みください。

■なんでも相談窓口■
表記に関するあらゆるご相談を承っております。
「品質責任コスト」(誤表記課金)及び誤表記についての問い合わせ、異論がある場合など、
※「なんでも相談」窓口=hakase@taperewriter.com
までお気軽にEメールにてお問い合わせください。
「なんでも相談」へのEメールは、件名に「なんでも相談」及び(担当プロジェクトに関連する場合には)プロジェクト番号を入れてください。

なお、「テープ起こしオークションシステム」の仕組みその他手続きについては、日本テープ起こしオークション機構事務局にEメールをお出しください。




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